こんにちは、しろです!
これから英語検定(英検)を受けようと思っているそこのあなた
本来の従来型の受験方法とは違った
英検S-CBTという受験方法を知っていますか?
僕は昨年度の夏に英検S-CBTの2級を受けて合格しました!
今回は英検S-CBTの特徴とメリット・デメリットについて解説したいと思います
英検S-CBTの最大の特徴
英検S-CBTは従来型とは違い
一日で4技能すべての受験ができる
という特徴があります
しかしながらこの英検S-CBTに合格をすることができたら
従来型と同じ資格を得ることができ
履歴書に書いたり高校や大学の受験にも使えます
英検S-CBTを受験するメリット
日程・会場を自由に指定できる

英検S-CBTはとにかくいそがしい人におすすめの受験方法!
学生なら特に部活をやっている方
練習や大会が多く先の予定がわからないときって結構ありませんか?
従来型ならもともと日程が決まっているので申し込みをした後に
やっぱり予定が入って受験ができなかった
というようなことになったりも
これが二次試験ならもっともったいない感じがしませんか?
せっかく対策をしたのなら受験はしておきたいですよね
英検S-CBTは1日のみの受験なので
予定がよく入る方はぜひ受けてみてはどうでしょうか?
さらに受験日も自分で決められるので
事前に予定がわかっているときに申し込みをすることで
受験できなかったという自体を防ぐことができます!
また受験日だけでなく受験会場も多くの会場から自分で選べるので
従来型よりも近くの会場で手軽に受験することができます!
同じ級を受験できる回数が多い

以前の従来型のみで受験をしようと思ったら
年間で最大3回しか受験ができなかったのが
英検S-CBTでは
各期間(第1回4〜7月、第2回8〜11月、第3回12〜3月)中に2回の受験が可能
なので年間で最大6回受験することができます
ちなみに僕は同じ週に2回連続で受験しました
さらに!
従来型と英検S-CBTは期間中に同時に受験することもできるので
英検は結局年間で最大9回も受験することができます!
受験するチャンスが増えればそれだけ合格の可能性も高くなるので
すぐに英検の資格が必要な方は積極的に受験してみてはどうでしょうか?
リスニングが聞きやすい

僕は英検S-CBTと従来型の両方を受験したことがあるのですが
従来型を初めて受験したときは後ろの席で受けたのもあり
リスニングが聞きにくいと感じていました
たまに周りの受験生が咳き込んだりすることも
ですが英検S-CBTではパソコンとヘッドセットを使うので
周りの音を気にすることもありません
もちろん音量も自分で設定できるので
リスニングの環境は圧倒的に英検S-CBTのほうがいいといえます
面接が苦手な人にはおすすめ

先ほどのように英検S-CBTではヘッドセットをつかうので
スピーキングのテストは面接ではなく録音をするので
人との対面することはありません
なので面接の緊張感を感じることもなく周りを気にせずに
テストに集中できるので面接が苦手な方にはおすすめ!
もしかしたら英検S-CBTでは従来型のように質問を聞き直せるの?
と疑問を持つ方もいるかも知れませんが
安心してください
ちゃんと質問を聞き直すことができるボタンがパソコンにあるので
2回までは聞き直すことができます!
英検S-CBTのデメリット
受験料が高い

同じ級を受けようとしても実は
従来型と英検S-CBTで受験料が異なります
級 | 従来型 | 英検S-CBT |
1級 | 11,800円 | ー |
準1級 | 9,800円 | 9,900円 |
2級 | 8,400円 | 9,000円 |
準2級 | 7,900円 | 8,500円 |
3級 | 6,400円 | 7,200円 |
4級 | 4,500円 | ー |
5級 | 3,900円 | ー |
多少英検S-CBTが受験料が高いのでご確認を!
4技能すべての対策が必要
英検S-CBTは1日で4技能の試験があるため
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの対策を
同時に行わないといけません
従来型ならば約一ヶ月間かけてスピーキングの対策をできますが
英検S-CBTではできないので多めの勉強時間と対策が必要となります
紙の問題が好きな人にはやりにくいかも
従来型の試験では一般的な紙の問題用紙が使われますが
英検S-CBTではすべての問題が目の前のパソコンの画面に出るので
紙の問題用紙は一切ありません
紙の問題用紙のいいところといえば
- ページがめくりやすい
- 印をつけるのが早い
などがあると思いますが
パソコンの画面ではこれらの作業に少し時間がかかるため
事前に公式のサイトから操作方法をチェックするなど
しておいたほうが良いかもしれません
スピーキングの点数の基準が分かりにくい
スピーキングテストの点数には問題に対する正解数の他に
アティテュードという
コミュニケーションをとろうとする態度が評価されます
面接なら面接官と実際にコミュニケーションをするので
挨拶やつなぎの言葉を意識することができますが
画面に向かって1人で話すのは何が評価されているのか
分からなかったので僕は33%と低かったです
また1人で話すのはちゃんと声が録音されているのかが分かりづらいので
とにかく意識してほしいのは
- 大きな声で話すこと
- 間違っていても何かを話し続けること
途中でやめて無言になりコミュニケーションを止めるのは
点数が低くなる可能性があるのでこれらのことは
頑張って意識してみましょう!
出題される問題は?対策方法は?
出題される問題形式は従来型と全く同じです
もちろん配点や合格基準も同じ
なので対策に使う教材は書店に販売されている
英検の過去問や単語帳を使っても大丈夫です
タイピング能力は必要なのか

英検S-CBTにはパソコンを使うといいましたが
試験を受けるのにタイピングの能力は必要ありません
リーディング、リスニングはマウスで番号をクリックするだけ
ライティングは選択制で
紙の解答用紙に書き込む方法と
タイピングで文章を作る方法を
自分で選ぶ事ができるので
得意な方法で受験することができます!
まとめ
今回は英検S-CBTについての説明をしました
英検S-CBTの特徴として
- 1日で4技能の受験が可能
- 従来型と同じ資格を得られる
- 受験できる回数が多い
- 受験料が若干高い
- いそがしい人にとにかくおすすめ
従来型に比べて全体的に自由度が高いのが特徴なので
いそがしくて予定がよく入る方にはぜひ受験してみてはどうですか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!